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【入門】新しくなったZoom新バージョンの新機能
《PowerPointの仮想背景化》

【入門】新しくなったZoom新バージョンの新機能<br>《PowerPointの仮想背景化》

2020年8月4日現在、Zoomの新バージョン5.2がリリースされています。

Zoomダウンロードセンター

前回のバージョン5.0へのバージョンアップは、主にセキュリティ対策がメインでしたが、今回は機能追加や改善がメインとなっております。

基本的なZoomの使い方については、こちらをご参照ください

Zoomの最新版バージョン5.2.0がリリースされました

2020年8月4日現在、Zoomの新バージョンは5.2がリリースされています。

前回のバージョン5.0へのバージョンアップは、主にセキュリティ対策がメインでしたが、今回は機能追加や改善がメインとなっております。
その追加機能のうち、目玉となっているのが「PowerPointを仮想背景として画面共有する機能」です

Zoomヘルプセンター Windows最新版の更新箇所について

Zoomの最新バージョンは5.2.0(2020年8月4日現在)

2020年8月4日現在、Zoomの新バージョン5.2がリリースされています。

下記のサイトから最新のバージョンをダウンロードすることで、最新版にアップデートすることができます。

新機能と機能の拡張

今回のバージョンアップは、既存の機能の拡張と、新機能の搭載がメインとなっています。
また、既存機能自体は変更がありませんが、名称が変わったものがあります。

機能名称の変更

ミーティングやウェビナーに参加する際に使用していた「パスワード」は「パスコード」という言葉に変更になりました。

これは、様々なサービス等で使用されている「パスワード」と、Zoomでの「パスワード」、ユーザー側が混同してしまうのを避けるために、Zoom側の名称を「パスコード」と変更したということです。どのくらい効果の程があるか分かりませんが、名称が変更されただけで機能に変化はありません。

ただし、取り扱い説明書などを作られた方は、注意が必要ですね。

新機能の追加「PowerPointを仮想背景として画面共有」

新しく追加された機能の目玉が「PowerPointを仮想背景として画面共有」する機能です。写真のように、画面共有しているPowerPointの上に、自分のカメラで写している自分自身を重ねて相手に画面共有することが出来ます。
これにより、参加者は画面共有されている表示部分を注視することで、説明している人もあわせて見ることが出来るようになります。また、発表者側も工夫次第では今までより分かりやすく資料を使って説明ができるようになると思います。

「PowerPointを仮想背景として画面共有」の設定方法

Zoomのバージョンアップをした後で、画面の共有を行います。
途中までは、いつもと同じように、Zoomの各機能が並んでいるボタンの中にある「画面を共有」とかかれた緑色のボタンを押します。

すると、画面を共有する内容を選択するウインドウが表示されますが、ここで、このウインドウの上にあるタブの「詳細」を押します。
ウインドウの中が切り替わり、さまざまな共有方法が選べますが、その一番左にある「バーチャル背景としてのPowerPoint」を選択します。

そしてウインド右下の「共有」ボタンを押します。

自身のカメラ背景も「PowerPoint」

これで、画面共有している「PowerPoint」の前に自分自身が表示されていると思います。
「もう少し自分を小さくしたい」と思ったら、画面中央下に表示されている「< >1/29…」の「…」を押すと、「マイビデオのサイズを変更」を選ぶとサイズを変更できます。
また、「やっぱり消したい」と思ったら「スライドからビデオを分離」を選ぶと、自分をPowerPointの上から消すことができます。

注意点や不具合

少しですが使った感触として、以下の注意点・不具合があります
 ・PowerPointとキーノートしか使えない
 ・PowerPointのページ送りは、画面下の「< >1/29…」と表示された「< >」左右矢印で送る以外送れない
 ・PowerPointの中に埋め込まれた動画やアニメーションは機能しない
 ・一回この機能で画面共有すると、普通に画面共有できなくなる(ファイルを開きっぱなしになっていると警告される)
もっとも、よく見て頂くと、この機能「beta版」と書かれている通り、まだ正式リリース前の機能です。

近いうちに、この辺りの不具合も解消されて正式版がリリースされると思います。

その他の新機能、拡張機能

それ以外には、新機能として

 ・ビデオフィルターの追加
 (顔にヒゲをはやしたり、フレームつけたり、、、使いどころが難しい・・・)
 ・ビデオの明るさ調整が可能に
 ・ホストはZoomの画面が最小化/非表示になっていても、待合室に誰かきたら分かるように通知を表示
 ・会議の反応の種類が増加
 (但し受け手側もバージョンアップしていないと使えない)

これらの機能も追加、拡張されました。近いうちにまとめてご紹介したいと思います。