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【機材レビュー】オンライン入門に最適「SONY HDR-CX470」

【機材レビュー】オンライン入門に最適「SONY HDR-CX470」

オンライン配信に必要な機材のひとつに「カメラ」があります。

一般的には、ノートPCに組み込まれているカメラを使用したり、「Webカメラ」と呼ばれる、USBでPCと接続するカメラを用いることが多いと思います。

オンラインで様々な配信をするようになると、「ここから撮影した様子を配信したい」「全体の様子を配信したり、ズームしたりしてみたい」と、様々なシチュエーションの様子を配信したくなります。

そこで必要となるのがカメラですが、今回ご紹介する機材はそんなオンライン入門の方には最適な「はじめてのカメラ」です。

「SONY HDR-CX470」とは

「SONY HDR-CX470」は、2017年4月21日に発売された、家庭用の小型カムコーダー(ビデオカメラ)です。

SONYカムコーダーのラインナップは
 ・4kフラッグシップ
 ・4k高性能モデル
 ・スタンダードモデル
 ・軽量/コンパクトモデル
の4種類がありますが、このうちの「軽量/コンパクトモデル」のラインナップにあるのが、この「HDR-CX470」です。

SONY公式サイト 「HDR-CX470・商品ページTOP」

基本仕様

「SONY HDR-CX470」の基本仕様は下記の通りです。目を引くのはその重量で、実際にバッテリーを入れた状態で測定した重さは210gしかありません。

・レンズ:ZEISS バリオ・テッサー 光学30倍ズームレンズ
・焦点距離:1.9~57.0㎜(35㎜換算:26.8~804.0㎜相当の画角/動画時)
※35㎜判換算:フルサイズミラーレス、フルサイズ一眼レフカメラ用のレンズの焦点距離に置き換えた場合という意味です
・開放F値:1.8~4.0
・レンズ構成:
・電子ズーム:最大60倍
・手振れ補正:光学式
・撮像素子:1/5.8型Exmor R CMOSセンサー
・有効画素数:229万画素
・記録媒体:内臓メモリー/micro SDHC/micro SDXC/ micro SD/メモリースティックマイクロ
・ファイル形式:JPEG、RAW(静止画)・MP4(動画)
・シャッター速度:1/8~1/10,000(自動)/1/8~1/10,000(シャッター優先)
・最低被写体照度:6lux/3lix(ローライトモード)
・動画記録画素数:1080/30p、1080/60p、1080/50p、720/30p

HDR-CX470の外観

SONYのカムコーダ―の中で、一番下のモデルとしてエントリーされていますが、外観上の特徴としては「全体的にプラスチック感がする」点です。
人によっては「おもちゃみたい」「安っぽい」という印象を持たれるかもしれません。

ですが、外装パーツにプラスチックを使うことで、バッテリーを入れても210gという、カムコーダーとしては驚異的に軽いモデルになっています。

本体重量は脅威の「210g」

実際にバッテリーを入れて重量を測ってみると、210gしかありませんでした。

これは、手に持って撮影する場合に負荷がとても少ないという大きなメリットになります。また、小さな三脚に載せたとしても、本体がこれだけ軽いので、十分に三脚として機能します。

オンライン配信では、テーブルの上にポールのような物を立てて、そこにHDR-CX470を載せるという使い方も可能です。

オンライン配信を考慮した機能

HDR-CX470の機能の中で、オンライン配信での使用を意識したと思われるのが、「バッテリーが本体に入っていなくても、USB給電で稼働する」というものです。

本体からバッテリーを抜いた状態でも、本体USBを「家庭用コンセント/USB電源」に差し込むことで、コンセントから給電することが出来ます。
これにより、バッテリーの残量などを気にしないで、長時間のオンライン配信に使用することができます。

ただし欠点としては、HDR-CX470のUSBケーブルは本体から直接出ているので、USB延長コードが必要な点です。(同梱されていますが、長さが短いです)

HDR-CX470の上位モデルである「HDR-CX680」は、バッテリーの残量がゼロになると、コンセントから給電していても、カメラの電源がOFFになってしまいます。
このため、上位モデルの「HDR-CX680」は、オンライン配信に使用する場合は、常にバッテリー残量に気を配る必要があります。

画質は価格相応

画質については、Zoomでカメラとして使用した状態の画面をスクリーンショットした物を、D7500をカメラとして使用した場合と比較してみました。

画面左側が「D7500」で右側が「HDR-CX470」です。

よく見ると、右側の方が、全体的にボヤけているように感じます。ですが、実際にZoomのカメラとして相手に送れる画質はHD(ハイビジョン)以下となりますので、正直、受け手側からは解像度については気にならないと思います。

ただし、イメージセンサーが小さいため、暗い場所などでは一気にノイズがひどくなります。

HDMI出力端子は「マイクロHDMI端子」

HDR-CX470から映像を取り出すには、マイクロHDMIから取りだすことになります。

HDR-CX470には、マイクロHDMI⇔HDMIのケーブルが同梱されています。(短いですが)そのため、買ったその日にすぐに試すことができます。
この点はとても良心的だと思います。

ここでも1点注意があります。

このHDMI出力ですが「映像のみ」となります。音声は残念ながらHDMIからは出力されません。

初めての「オンライン配信用映像機器」としては最適

今回ご紹介した「SONY HDR-CX470」は、SONYのカムコーダ―のラインナップとしては、初心者用のエントリーモデルとして扱われています。

ですがオンライン配信用映像機器として見た場合、「HDMI出力」「バッテリー無しでもコンセントから給電可能」「小型軽量で設置場所を問わない」

と、十分な機能を持っています。また「HDMIケーブル、USB延長ケーブルの同梱」「約30,000円程度で購入可能」と、低コストで始められて、同梱品だけでまずは映像をPCに送り届けることが出来るようになっている点は、はじめての機材としては、最適だと思います。

「ノートPCのカメラから、Webカメラから、卒業してみたい!」と思われた方は、是非候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。