11月17・18日に、都市課題などに対してIoT技術などを用いる「Smart City」に関する国際会議「SMART CITY EXPO World congress」がLIVE配信されます。

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「SMART CITY EXPO」とは？

　「SMART CITY EXPO」は、世界中の都市や企業の担当者や専門家を集めるリーダーシッププログラムです。
　今年の会議は、昨今の社会情勢による移動制限などの影響を考慮して、コミュニティのつながりを維持するために開催されます。

　初日は、都市開発やモビリティ、消費などに加えてワークショップなどに焦点があてられます。
　2日目は、都市や企業のハイレベル会議が行われ、パンデミック後の短期的な状況を越えて都市が直面する課題について議論が行われます。

重要とされた6つのトピック

　2日間を通し、以下の6つの重要トピックが取り上げられる予定です。

1. 安全かつ持続可能な旅行への都市モビリティの適応
2. 世界の都市課題に対処するテクノロジー
3. 全ての人のための都市と都市生活の再設計
4. 包括的な経済回復の確保
5. より良い構築のための回復力のあるインフラストラクチャと都市環境
6. デジタル時代における小売りの未来

今後の情報化社会における「宇宙からのデータ」

　社会のデータ化が進む中で、情報はこれまで以上に重要な要素となります。

　中でも宇宙からの情報は、今後の情報化社会を支える上で大きな役割を担うと考えられています。

　アフリカでは近隣諸国と連携し、衛星情報から農作物の生産や鉱物資源調査などが行われて、欧州では人の流れや環境、エネルギーなどについて宇宙からの情報が多くの場面で利用されています。

　今後、日本でも「宇宙から得られる情報」の重要性は益々高くなってくると思われます。

文/荒井　碧