【天文イベント】9月12日は「宇宙の日」
9月12日は「宇宙の日」というのをご存じですか?「宇宙の日」は、国際宇宙年の1992年に、日本の当時の科学技術庁(現在は文部科学省)と、当時の宇宙科学研究所(現在は宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)が制定した記念日です。
国際宇宙年は宇宙や地球環境について考えた年
国際宇宙年(ISY:International Space Year)は、コロンブスがアメリカ大陸を発見してから500年、宇宙時代の幕開けのきっかけとなった国際地球観測年から35年にあたる1992年を記念して、アメリカ合衆国から提唱されたものです。
1989年の国連総会で1992年を国際宇宙年として、国際関係機関が中心となって、開発途上国を含めて宇宙分野の国際協力を促進するための活動を進めようとなりました。
「宇宙の日」は宇宙に飛び立った日
日本では、国際宇宙年の1992年に、日本の当時の科学技術庁(現在は文部科学省)と、当時の宇宙科学研究所(現在は宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)が、公募によって記念日を制定することになりました。
その結果、毛利衛さんが日本人として初めてスペースシャトルに搭乗して宇宙に飛び立った日、9月12日を「宇宙の日」と制定しました。
秋は段々と夜の時間が長くなる季節です。「宇宙の日」をきっかけに、星空を眺めてみてはいかがでしょうか?