【入門】2020年 Web会議・オンラインツール紹介
Web会議・オンラインコミュニケーションツールは昨今の在宅ワーク、テレワークの増加にともない、皆様が普段利用されている「○○Pay」と同じくらい、世の中に似たようなサービスが続々と誕生しています。
今回はその中で、有名なサービスをピックアップしてご紹介いたします。使う人によって、使う目的によって、最適なWeb会議・オンラインコミュニケーションツールは異なってきます。また、現在世の中にあるWeb会議・オンラインコミュニケーションツールは、生まれた経緯によって、得意・不得意が異なります。
今回のまとめが、皆様の目的や使い方にマッチしたサービスに出会うきっかけになれば幸いです。
Web会議・オンラインツールとは?
Web会議・オンラインツールとは、パソコン、スマートフォンなど、インターネットに接続できる機器から簡単に、映像と音声を使ってオンライン(インターネット上)でミーティングやセミナーを開催する事のできる、オンラインコミュニケーションツールです。
音声や映像だけではなく、自分が持っている資料(WordやPowerPoint)を画面上で共有したり、「チャット」機能を使うことで文字でコミュニケーションを取ることも可能です。
以前は、参加者がパソコンを使うことが前提のサービスが主流でしたが、最近はパソコン以外でも、スマートフォンやタブレットからも参加できるようになっています。
音声や映像だけではなく、自分が持っている資料(WordやPowerPoint)を画面上で共有したり、「チャット」機能を使うことで文字でコミュニケーションを取ることも可能です。
以前は、参加者がパソコンを使うことが前提のサービスが主流でしたが、最近はパソコン以外でも、スマートフォンやタブレットからも参加できるようになっています。
代表的なWeb会議・オンラインツール
Zoom 無料版でも多機能なツール
後述する「Cisco Webex Meeting」開発メンバーが独立して開発したWeb会議サービスです。
2020年1月の段階で、有料プランを使用している日本国内企業数は3,500社程度と日本国内のユーザー数が多いのが特徴です。世界でのアクティブユーザー数では2億人/1日になりました。ポリコム、HP、スラックともパートナーシップを結んでいる会社です。
ただし、セキュリティに問題があり、悪意を持ったユーザーが会議に割り込む案件が報告され、現在新機能更新作業を止め、セキュリティ対策に全力で対応している状態です。
2020年1月の段階で、有料プランを使用している日本国内企業数は3,500社程度と日本国内のユーザー数が多いのが特徴です。世界でのアクティブユーザー数では2億人/1日になりました。ポリコム、HP、スラックともパートナーシップを結んでいる会社です。
ただし、セキュリティに問題があり、悪意を持ったユーザーが会議に割り込む案件が報告され、現在新機能更新作業を止め、セキュリティ対策に全力で対応している状態です。
特徴
・参加者はアプリをダウンロードしなくても参加可能
・無料版でも高機能(ホワイトボード機能・ブレイクアウトルームなど)
・無料版でも100名まで参加可能
・1対1なら無料版でも時間無制限
・無料版は3人以上の場合、ミーティングは40分まで
・セキュリティ問題が解決していない
・無料版でも高機能(ホワイトボード機能・ブレイクアウトルームなど)
・無料版でも100名まで参加可能
・1対1なら無料版でも時間無制限
・無料版は3人以上の場合、ミーティングは40分まで
・セキュリティ問題が解決していない
価格
・基本:無料版
・プロ:2,000円/月
・ビジネス:2,700円/月(10ホスト以降は$199.9/月)
・エンタープライズ:2,700円/月(100ホスト以降は$1,999/月)
・プロ:2,000円/月
・ビジネス:2,700円/月(10ホスト以降は$199.9/月)
・エンタープライズ:2,700円/月(100ホスト以降は$1,999/月)
Microsoft Teams
Microsoft Teams(マイクロソフトチームズ)は、チャットや会議、ファイルの共有などを行うことができるオンラインコミュニケーションツールです。Word、Excel、PowerPointなど組み込みのOffice 365アプリでファイルの共同作業が行える点が最大の特長です。
特徴
・Officeとの連携がスムーズ
・Microsoft製である
・Officeを採用している社内での共有、導入がスムーズ
・良くも悪くもOfficeとの連携が前提
・Officeのインストールが前提
・Microsoft製である
・Officeを採用している社内での共有、導入がスムーズ
・良くも悪くもOfficeとの連携が前提
・Officeのインストールが前提
価格
・Office365 Business:900円/月(年間契約)
・Office365 Premium:1,360円/月(年間契約)
・Office365 Essentials:540円/月(4/22からBusiness Basicに変更)
注意:Office365 EssentialsはWeb版とモバイル版のみ使用可
・Office365 Premium:1,360円/月(年間契約)
・Office365 Essentials:540円/月(4/22からBusiness Basicに変更)
注意:Office365 EssentialsはWeb版とモバイル版のみ使用可
Skype for Business
Skype for Businessは、元Microsoft Lyncの機能とSkypeの機能を融合して誕生したサービスです。「Office 365」に含まれるツールで、Web会議、インスタントメッセージング、インターネット電話などの機能があります。
Microsoftは2017年、Skype for Business OnlineをMicrosoft Teamsグループチャットプラットフォームに移行させる計画を発表していますので、これから使う方は「Microsoft Teams」を選択した方が良いと思います。
Microsoftは2017年、Skype for Business OnlineをMicrosoft Teamsグループチャットプラットフォームに移行させる計画を発表していますので、これから使う方は「Microsoft Teams」を選択した方が良いと思います。
Cisco Webex
Cisco Webexは、TV会議システム等で有名なシスコシステムズがWebExを買収して2007年に設立したシスコの子会社です。
パソコン、スマートフォン、タブレット、何処からでも参加できるTV会議システムとして作られているのが、Cisco Webexです。ミーティングへの参加にアプリのダウンロードを必要としない点も大きな特徴です。
パソコン、スマートフォン、タブレット、何処からでも参加できるTV会議システムとして作られているのが、Cisco Webexです。ミーティングへの参加にアプリのダウンロードを必要としない点も大きな特徴です。
特徴
・無料版でも1会議に100名まで参加可能
・無料版でも1会議24時間開催可能
・Ciscoの高いセキュリティー内で運用されている
・基本機能はZoomとほぼ同じだが、操作性がいまいち
・無料版でも1会議24時間開催可能
・Ciscoの高いセキュリティー内で運用されている
・基本機能はZoomとほぼ同じだが、操作性がいまいち
価格
・無料:0円
・Starter:1,490円/月
・Plus:1,980円/月
・Business:2,980円/月
・Starter:1,490円/月
・Plus:1,980円/月
・Business:2,980円/月
Google ハングアウト Meet
Google ハングアウト Meetは、Googleが提供する、オンラインコミュニケーションツールです。Google上で提供されるサービスのため、Googkeアカウントを持っていることを前提に作られています。メンバーが全員Googleアカウントを持っている場合は、Google上で提供されているサービスを共有するなどが可能となり、使い勝手はかなり良くなります。
特徴
・Google内サービスとの連携がスムーズ
・機能が単純で迷わない
・機能が少ない
・参会者全員がGoogleアカウント登録が必要
・機能が単純で迷わない
・機能が少ない
・参会者全員がGoogleアカウント登録が必要
価格
・無料:0円
・Basic:680円/月
・Business:1,360円/月
・Enterprise:3,000円/月
・Basic:680円/月
・Business:1,360円/月
・Enterprise:3,000円/月
Whereby
Wherebyは元appearという名前のオンラインコミュニケーションツールです。
Wherebyは、一度主催する会議のURLを発行すると、そのURLを何度でも繰り返し利用できるWeb会議サービスです。会議の度に毎回URLを発行する必要がないため、運営者の負担も少なく手軽に利用できます。
この仕組みは他のTV会議システムやオンラインコミュニケーションツールとの大きな違いとなっています。
Wherebyは、一度主催する会議のURLを発行すると、そのURLを何度でも繰り返し利用できるWeb会議サービスです。会議の度に毎回URLを発行する必要がないため、運営者の負担も少なく手軽に利用できます。
この仕組みは他のTV会議システムやオンラインコミュニケーションツールとの大きな違いとなっています。
特徴
・一度設定した会議URLを継続して使い続けられる
・参加者は会議URLだけで参加できる
・無料版は4名までしか参加できない
・会議URLがあれば誰でも参加できてしまう
・有償版でも最大50人しか参加できない
・参加者は会議URLだけで参加できる
・無料版は4名までしか参加できない
・会議URLがあれば誰でも参加できてしまう
・有償版でも最大50人しか参加できない
価格
・無料:0円
・プロ:$9.99/月
・ビジネス:$59.99/月
・プロ:$9.99/月
・ビジネス:$59.99/月
V-CUBE ミーティング
V-CUBEは、株式会社ブイキューブが提供する国産のWeb会議サービスです。
参加者は会議のURLがあれば参加できる仕組みを採用しています。数多くのWeb会議・オンラインコミュニケーションツールがある中で、数少ない国内企業によるサービスです。
参加者は会議のURLがあれば参加できる仕組みを採用しています。数多くのWeb会議・オンラインコミュニケーションツールがある中で、数少ない国内企業によるサービスです。
特徴
・招待URLだけで参加者は参加可能
・音声認識で発話内容をテキスト化可能
・BtoB向けにサイトをカスタマイズが可能
・無料版は30日間限定
・有償版でも最大50人しか参加できない
・音声認識で発話内容をテキスト化可能
・BtoB向けにサイトをカスタマイズが可能
・無料版は30日間限定
・有償版でも最大50人しか参加できない
価格
・トライアル:無料
・ベーシック:2,000円/月
・プロ:2,700円/月
・ベーシック:2,000円/月
・プロ:2,700円/月
参加者、目的にあわせて、最適なサービスを
今回ご紹介したサービスは、今最もユーザー数が増加している「Zoom」、大手が手掛ける「Microsoft Teams」、TV会議専業メーカーが手掛ける「Cisco Webex」、既にアカウントをお持ちの方が多いGoogleが手掛ける「Google ハングアウト Meet」、参加者への負担が最も少ない「Whereby」、国内企業が手掛ける「V-CUBE ミーティング」をご紹介いたしました。
ここで取り上げたサービス以外にもまだ多くのWeb会議・オンラインコミュニケーションツールが世の中にはありますので、もし今お使いのサービスが使いにくい、分かりにくいなどがありましたら、目的や参会者を元に最適なサービスを検討してはいかがでしょうか。
弊社では、映像配信の経験・ノウハウを活かしてこれらの課題解決のお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。
ここで取り上げたサービス以外にもまだ多くのWeb会議・オンラインコミュニケーションツールが世の中にはありますので、もし今お使いのサービスが使いにくい、分かりにくいなどがありましたら、目的や参会者を元に最適なサービスを検討してはいかがでしょうか。
弊社では、映像配信の経験・ノウハウを活かしてこれらの課題解決のお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。